津久野キリスト恵み教会

信仰の証し

女性-2015.7-

私は、まことの神様、イエス様のご存在を知るまでは、姉に誘われ新興宗教の教団に行っておりました。そこでは偶像を拝む事によって「自分の身体は浄められて、災いもなくなる」と教えられてきました。しかし何年か過ぎると、「こんな事をしていて、災いが無くなるなんて・・・・。ちょっと変やわー」と信じられない気持ちが少しずつ湧いてきたのです。

そのような時、大阪に住んでいる娘がイエス様の福音(良い知らせ)を伝えるために、神戸に何回か来てくれていました。そして「この本を読んで」と言い、グレースアルバムという一冊の本を渡してくれました。そこには聖書のメッセージが分かりやすく書いてありました。そして「お母さんも、聖書に書かれている天国に、一緒に行きましょう」と娘は言ってくれました。しかし、その時の私は、まだ偶像を拝んでおり、自分が死後に、神様の裁きを受けなければならない事や、地獄に向かっている事に、気付いてはいませんでした。

しかし、神様は阪神淡路大震災を通して、私に救いの手をさしのべて下さいました。震災後4・5日して電話が通じ、娘が「堺に行らっしゃい」と言ってくれましたので、しばらくお世話になりました。

その時に、娘に連れられて初めて津久野の教会へ行き、牧師から聖書のメッセージを聞きました。そこでは、「人は生まれた時から罪人であり、死後、裁きを受けて地獄に行かなければならないこと。しかし神様は、私たち人間が、地獄から救われて、天国へ行けるように、御子イエス様を人として、この世に遣わして下さったこと。そして、イエス様は私たち人間の身代わりとなり、私たちの罪の罰をその身に負って十字架にかかって死んで下さったこと。しかし、イエス様は、死後3日目に死の力を打ち破り、よみがえられたまことの神様であることを聞きました。イエス様は尊い血を私達の罪のために流して下さったので、イエス様を信じるなら、罪の赦しをいただき天国に入れるのです。堺に居る間その後も2回ほど家庭集会に行かせて頂きました。聖書のお話を聞くうちに、自分が今まで、ずっと神様に背いて生きてきた事に気付き、イエス様を救い主として信じ受け入れました。そして神戸に帰ってすぐに教団をやめました。

神戸に帰ると教会へ行く機会が少なくなっていきましたが、先生はこんな私のために貴重な時間を割いて、毎月一回車で来て下さり、聖書の学びの時間を下さいました。その後は、津久野のあるクリスチャンの兄弟が学びのために続けて来て下さることとなり、今に至っておりました。

しかし私は、以前に津久野の教会でバプテスマを見せて頂いたこともありましたが、「イエス様を信じます。」と告白してから、まだバプテスマを受けてはいませんでした。「私もバプテスマを受けてから天国に行きたい」と強く思いその兄弟に「バプテスマを受けさせて下さい」とお願いしところ、兄弟は喜んで下さり、私も嬉しくて晴々とした気持ちになりました。娘も喜んでくれました。

バプテスマを受けさせて頂くのに長い年月がたちましたが、今日、この日を迎える事ができ、神様に感謝致します。これからもイエス様に祈りながらその他の娘達、周囲の人達にイエス様が完成して下さった救いを、お伝えしたいと願っております。

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