津久野キリスト恵み教会

信徒向けメッセージ

クリスチャンと天国

真実のクリスチャンと、ただ口先だけのクリスチャンとの違いは、天国の実在を信じ、天国こそ自分の真実に生きる場であると確信して、実際に天国に望みを置いて生きているか、いないかの違いです。自分が死んだ後、天国に行けると言っているけれど、自分にとってこの世で生きているよりも、死んで天国に行く方が遙かに優っていると、明瞭に告白していない自称クリスチャンが大勢います。そのような人々が真実なクリスチャンであるかは疑わしいのです。

あまり適した例ではありませんが、いつ故障するか分からない古い自動車を持っている人がいたとします。その人が、とうとう新車を買うことを決め、自動車販売店に行って新車を契約したとします。ところが、納車が2ヶ月先だと言われました。その人は、どれほど新車が納車されることを待ち遠しく思い始めることでしょうか。

真実のクリスチャンにとってこの世界は、ぼろぼろの自動車よりももっとぼろぼろの、全く生活する価値のない所であるのです。そして天国は、肉体的に死んだ時、仕方がなく行く場ではなく、今からでも積極的に行きたい、一刻も早く行きたいあこがれの場所であるのです。

では『私たちがなぜそう思っているのか?』を説明しましょう。

私たちの主イエス・キリストが十字架の上で、私たちに罪の赦しを与え、私たちが犯した罪に対する神のさばきの場である地獄から私たちを救うために死んでくださいました。そして、主イエス・キリストは死後三日目に復活され、その40日後に、復活された肉体のまま天に帰られました。それによって天国という場所、すなわち神の御国が実在することを実証されました。

それで、真実のクリスチャンは、天国の実在を信じ、その天国を希望としていきているのです。

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