進化論が証明された事実だって?
今日進化論は常識と思われています。すでに証明済みのことで、世の中にはそれに反論する者はいない、もしいたならばよほど時代遅れの変人だろうと思われています。
では本当に進化論は証明された、真理なのでしょうか。

今日、DNAということは新聞にもしばしば登場するので、ほとんど常識となっています。DNAとは生物の細胞の核の中に存在するアミノ酸で出来ている細いひものようなものですが、あまり細いので電子顕微鏡でないと見えません。それは核酸とも呼ばれます。我々人間の核酸の長さは約1.2~1.5メートルあると言われています。それは2本の紐が対になってらせん階段のようにねじれているのです。染色体と呼ばれているものはこのねじれた核酸で出来ています。もっと詳しく説明しますと核酸のひもは、糖・硝酸塩・糖・硝酸塩・糖・硝酸塩・糖・硝酸塩というように鎖状に連鎖しているのです。その1つ1つの糖の上に、4種類の塩基のうちの一つがついているのです。(塩基とはアミノ酸の最小の単位のことです。)
そしてこれらの4種類の塩基ののうちから3つの組み合わせでひとつの信号が造られます。その4種類の塩基をABCDとしましょう。Aの隣にAが来ても良いし、Bでも、Cでも、Dでも良いのですが、組み合わせによって意味が違ってくるのです。組み合わせはAAA、ABB、CBA等いろいろありますが、64通りあります。すなわち64文字あることになります。その64文字で、非常に秩序ある、複雑な信号が造られているのです。
人間の核酸には約30億の塩基があり、それらによって約30万の信号が造られている(約10万という人もあります。)と考えられています。それらの信号によって私たちの遺伝が決められているのです。そして核酸に傷が出来たり、破壊されると遺伝的な問題が生じたり、病気になったり、組織が癌化したりします。核酸が健全でないと私たちは健康には生きられないのです。
なぜ核酸に傷がついたり、破壊されたりするかというと、それはX線、宇宙線、紫外線、化学有害物質、活性酸素、ウイルス等によるのです。人類は長い間いろいろな外部からの有害な影響を受けて来たので、特に近代になってX線や食品添加物や有害化学物質、活性酸素等によって核酸に多くの傷を受けているのです。そのために病気が増えているといわれています。
昔の人はもっと傷のない核酸を持っていたのです。すなわち最初の人間は完全な核酸を持っていたのです。
無秩序の核酸を持った生物は生きられませんし、存在しえません。どのような生物も、完全な核酸を、すなわち完全な秩序をもった塩基の配列を持った核酸を持っていなければ生きられなかったのです。進化論者は、生物は最初無秩序の核酸を持っていたと言います。それは完全に事実に反する想像です。
 いわゆる自然界は創造主なる神の存在を証明しているのです。
それは真っ赤なうそです。


