ふくいん19号 -2003.9-

自殺は問題の解決にはならない
永遠の苦しみの始まりである

自 殺

―富士樹海に過去最多の自殺体―

共同通信2003年2月6日

青木ケ原樹海をご存知でしょうか。富士山のふもとにある樹海で、広大かつ大変に自然の美しい場所です。しかしまたそこは自殺の名所としても有名です。青木ヶ原の樹海は、富士山の噴火によって流れ出た溶岩の上に木々が生えて出来たもので、その地盤には鉄分が含まれており、この鉄分が方位磁針を狂わせてしまうために、方位磁針は役に立たないのです。ですから、遊歩道から中に迷い込んでしまうと出ることが出来ないのです。
最近、自殺する人が非常に増加していると新聞は報じています。ではその原因は何でしょうか。学校の教育に原因の一つがあることは間違いありません。

増えつづける自殺

総務省の平成15年版国民生活白書から引用します。
「自殺者が増えている。自殺者数は1997年までは2万人台前半で推移していたが、98年に急増し3万人を超えるようになった。交通事故死者数が大きく減少し、2002年には8,326人と年間1万人を下回るようになる中、自殺者数の増加は著しい。特に50代の自殺者の増加(90年比1.9倍)が顕著である。自殺者の急増に対し、生命保険各社が自殺者に対して保険金を支払わない期間(従来は保険契約日から1年以内)を延長するなどの見直しを進めているくらいだ。」

【 参考資料 】 H15年7月発表 警察統計資料より

自殺の理由

さて、自殺する人の、その理由は何でしょうか。人生の暗い面について考えると自殺する人の考えが分かります。それは、おおよそ次のようなものではないでしょうか。
「人生に希望がない。目的がない。おもしろくない。生きていても苦しむばかりだ。人に裏切られ、騙されて人が信じられなくなった。どうせ歳を取れば死ぬのだから、少し早めに死んだ方が楽だ、自分で自分の人生を終わらせて何が悪い。」
自殺する人々はこの世に生きていても何の望みも喜びも無いと感じているのです。しかし、人によっては、「人生の暗い面だけを見るから、考えが暗くなるのだ。明るい面に目を向けるべきだ。」と言うかもしれません。では、人生の明るい面とは何でしょうか。恋愛、結婚、子どもの誕生、子どもの成長、入学等々ですが、よく考えるとそれらはすべて一時的なものに過ぎません。そのうえ、それらはすべて、死によって打ち砕かれてしまうものばかりです。しかも死は必ず来るのです。人がどんなにごまかしても、どのように死を見ないようにしても死は必ず来るのです。
つまるところ私たちは「死」の問題を解決する事なしには本当の人生の目的、人生の希望、本当の幸福を手に入れる事ができないのです。

人を破滅に貶める思想

それでは私たちはどうしたらよいのでしょうか。実に多くの人が大変大きな間違いを犯しているのです。
世間一般では、学校でも、家庭でも、人々は一生懸命、宇宙が神によって創造されたことを否定しています。すべてをお造りになった創造主である神がおられると言うと、それを非科学的と言ってあざ笑い、神の存在を否定することが科学であり真理であると宣伝しています。
神の存在を認めない人々は、宇宙には存在の理由がないのだ、偶然に発生したのだ、だから地球の上の人間にも生きている理由はないのだ、全て偶然に発生したのだ、人間は何のために生きていると考えること自体が無駄なのだ、と言っています。
すなわち、この人々は「人生には明るい面などはないのだ。人間は自分の欲望を満足させるためにのみ生きているのだ。遊ぶことが喜びだ。だから遊んで楽しんで笑って現在だけについて考えよう。今のことだけを考えよう。そしてそれができなくなったら、その時は・・・・・」と言っているのです。そして自殺した人々も生きている時はこのような思想で生きていたのですが、それで行き詰まったのです。
実にこれが自殺を奨励しているサタンの思想なのです。

死に打ち勝つ!

しかし、ここに、唯一の希望と喜びを持つ方法があります。それは、決して死によっても消し去られない、永遠の本当の希望を持つ方法です。自殺も他殺も同じ殺人であり、醜悪な罪であることには変わりません。この忌むべき自殺の動機を完全に打ち破り、一時しのぎやごまかしではなく、人生をまっすぐに見つめながら、まことの希望と喜びを得る方法があるのです。それは次の通りです。
まことに、本当のキリスト教会だけが唯一、この悪魔の思想を打ち壊し、粉砕する真理を宣べ伝えています。私たちの教会は聖書に基づいて以下の事こと主張しています。
第一に、天と地の創造主でいます神様は実在されます。そして、無神論こそ非科学的であり、全くの誤りであり、愚かな思想であることを声を大きくして主張しています。
第二に、人間は神によって造られたのであるから、真の神様のみを礼拝し、真の神様を恐れ敬うべきです。
第三に、全ての人は、情欲と物欲だけを追い求める生き方を悔い改め、神に救いを求めるべきです。なぜならばそのような生き方が世間を暗くし、人生を、家庭を破壊しているからです。
第四に、もし人が罪を悔い改めずに、神に反逆を続け、そのままの状態で死ぬならば、必ず死後に永遠の地獄の中で神の怒りによるさばきを受けることを警告しています。
第五に、次の大切な事実を宣べ伝えています。真の神様は、私たち人類を愛しておられ、私たちを死後の罪に対する永遠の刑罰から救うために、御子をこの世に遣わされました。すなわちイエス・キリストです。イエス・キリストは十字架の上で私たちの罪を負い、私たちの身代わりとなって罪の刑罰をご自分の身にお受けになって死んでくださったのです。そして、イエス・キリストは死んで後、三日目に復活されて、死の力を永遠に打ち破られたのです。そして、そのよみがえられたからだを持ってイエス・キリストは天国におられる御父の元に帰られたのです。
第六に、このイエス・キリストこそ真の救い主であられ、罪を悔い改め、全てキリストを信じる者の罪を赦してくださり、永遠のいのちをお与えくださるのです。
これが、世界のベストセラーであり、今まで世界に最も大きな影響を与えてきた、そして多くの人々に希望と喜びを与えてきた聖書の主張です。この聖書の主張こそ永遠の真理であり、絶対不変の真理です。
私たちを永遠の絶望である死後の地獄から救い、現在も生ける希望を与えることができる救い主は、ただひとり、十字架の上で罪人の身代わりなって死んでくださり、三日目によみがえられた神の御子イエス・キリストのみです。

見よ。神の幕屋が人とともにある。神は彼らとともに住み、彼らはその民となる。また、神ご自身が彼らとともにおられて、彼らの目の涙をすっかりぬぐい取ってくださる。もはや死もなく、悲しみ、叫び、苦しみもない。なぜなら、以前のものが、もはや過ぎ去ったからである。

ヨハネの黙示録 21章3節〜4節