津久野キリスト恵み教会

信仰の証し

40代女性-2017.4-

私は子供の頃から、死に対していつも恐れを抱いていました。

夜、布団の中でいつも死について考えていたように思います。死んだらどうなるのだろうと常に疑問に思っていました。それを知りたくて身近にいる大人達に聞くと、皆違うことを言いました。生きている間に悪いことをすると、生まれ変わった時に動物や虫になる、仏になって天国に行く、人それぞれ信じた教え通りの場所に行く、死んだら無だ、などと色々聞かされました。その時は、「そうなんだ」と納得し、とりあえずいい子になって、家は仏教だからそれを信じておけばいいのかな、と自分を納得させていました。
時間がたつにつれて一体何が本当なの?という疑問が湧きましたが、考えてもわからないのでもう考えない事にしてしまいました。

高校2年の頃、クラスメイトが交通事故で亡くなりました。クラスメイトの突然の死に、どこへ行ってしまったのだろうという子供の頃の疑問がまたでてきました。そんな時、駅でクリスチャンから伝道されました。「死んだらどうなると思う?」と私が子供の頃疑問に思っていたことを聞かれました。私は「死んでみないとわからない」と答えました。その方は「死んだら永遠の地獄に行くんだよ」と言いました。

そして、ただ1つそこに行かない方法も教えてくれました。 自分が罪人で、裁かれるべき人間と認めること、その罪をイエス・キリストが私の為に身代わりとなって十字架上で裁かれてくださったこと、また3日後に死を打ち破り生き返ってくださったこのお方を救い主、神と信じるなら地獄に行かず天国に行けることを教えてくださいました。その時、心の中でまた違う種類の死後の世界が出てきたな、と思ったことを覚えています。そして、クラスメイトの死を話したら、その子がイエス様を救い主と信じていなかったら残念ながら今地獄にいると言われました。とても複雑な気持ちでした。なぜそんなにもつらいことを言い切れるのか、その根拠を知りたくて、聖書を学ぶようになりました。

初めて読んだ聖書は衝撃的でした。何ひとつ否定できず、聖書に書いてあることを認めざるをえませんでした。そして、子供の頃おびえていた死の恐怖から解放されつつありました。この頃から神様について考えるようになりました。

それから20年以上たってしまいましたが、いつも神様は私の心に神様を思う気持ちをおいてくださったように思います。

自分がいつ神様を信じたのかはっきりわからないのですが、今ではイエス様が今まで私の犯してきた罪、これから行う罪も全部含めて私の身代わりとなり十字架上で裁かれてくださって、死んでくださり、3日後に死を打ち破り生き返ってくださった救い主、神と信じ天国へ行ける事を確信しています。

死に対して怯え何ひとつ解決できなかった自分に対し、神様の方ですべて解決策を用意してくださいました。そしていつからかこのお方についていきたいという思いが湧いてきました。

今日こうしてバプテスマを受ける事ができ感謝です。

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